01
浮気相手に慰謝料請求するには
「結婚を前提に付き合っていた相手に、婚約前に浮気されてしまった。慰謝料は請求できるだろうか。」
「妊娠中に浮気されてしまった。子どものことを考えると離婚は避けたいが、浮気相手から慰謝料をもらうことはできるだろうか。」
慰謝料について、こうしたお悩みをお持ちの方は数多くいらっしゃいます。
このページでは、離婚にまつわる数多くのテーマのなかから、浮気相手への慰謝料請求についてくわしくご説明いたします。
■慰謝料とは
慰謝料とは、精神的な被害についての損害賠償金のことをさします。
例えば物を壊されたときには、その物の修理費などを請求することができ、その人が原因で怪我をした際には治療費を請求できます。これらの損害賠償請求と同様に、慰謝料は、その人に傷つけられたことについて、損害賠償金として請求することができるのです。
慰謝料の請求が問題となるのは、離婚などに限られず、交通事故や一般的な不法行為などでも慰謝料請求は行われています。もっとも、慰謝料という名前が広まっているため、慰謝料以外の一般的な損害賠償請求についても慰謝料請求と誤用して呼ばれているケースもみられます。
離婚問題において請求される慰謝料は、配偶者による不貞行為やDV(家庭内暴力)があったときです。
ここでは、一般的に不倫や浮気と呼ばれる不貞行為に絞ってご説明します。
不貞行為とは、配偶者以外の異性と性的関係を持つことをさします。浮気や不倫は、しばしばその定義が個人によって異なるのに対して、不貞行為は配偶者以外の異性と性的関係があったか否かという点に論点が絞られます。
また、不貞行為による慰謝料請求が認められるには、原則として婚姻関係があることが前提となります。ただし、婚約をしていたケース、式場を予約するなど両者が結婚を前提に交際をしていたことが客観的にも分かるケースなどでは、慰謝料の請求が認められる可能性が高いでしょう。
慰謝料の相場としては、おおむね100万円から500万円程度であるといわれています。しばしばテレビのワイドショーやネットニュースなどで高額の慰謝料が紹介されていますが、芸能人が当事者であるなど、こうした高額な慰謝料はあくまでレアケースです。
■浮気相手に慰謝料を請求できるケース
浮気相手に慰謝料を請求することが認められています。
浮気相手に慰謝料を請求する際には、浮気相手がどこの誰であるか、特定できている必要があります。慰謝料の請求は民事上の問題であり、刑事事件のように警察が捜査し相手を探すことはありませんので、浮気相手に慰謝料請求をしようと検討している場合には、相手の特定がまず必要となります。
また、慰謝料を請求できるのは、不貞行為があった場合です。
訴訟など法的な手続きで慰謝料請求を行う場合、不貞行為があったと判断できるような証拠が必要となります。不貞行為を直接的に証明する画像や映像はもちろん、浮気相手と二人でラブホテルに出入りする写真や動画、浮気相手の自宅へ何度も長時間通っている事実などがあれば、不貞行為として十分に認められるでしょう。
浮気相手への慰謝料請求を一人で行うことは、容易ではありません。
本間綜合法律事務所は、練馬区・北区・板橋区・和光市を中心に東京、埼玉、神奈川にお住いの方のサポートをさせていただいております。
離婚問題をはじめ、相続、不動産トラブル、労働問題などでお困りの方は、本間綜合法律事務所までお気軽にご相談ください。
お客様ひとりひとりに合った、最適のご提案をさせていただきます。
02
本間綜合法律事務所が提供する基礎知識
-
寄与分とは
相続が発生すると、相続人が被相続人(亡くなられた方)の財産を承継することになります。相続人が複数人いる場合には、遺産分割協議によって、遺産を分け合うことになります。しかし、相続人の中には、他の相続人とは違って被相続人の生 […]
-
相続財産調査を依頼し...
相続財産調査を行う際、どのように進めたらいいのか分からない方も多いと思います。この記事では「相続財産調査とはなにか」「相続財産調査を依頼した場合の費用相場」「相続財産調査を自分で行うことができるか」について解説します。相 […]
-
【弁護士が解説】離婚...
離婚を望む夫婦の多くは協議離婚と呼ばれる当事者間での話し合いによって離婚を決め、離婚届を提出して離婚を行います。しかし、親権などの離婚の条件で落としどころがつかない場合には離婚調停となり、最終手段として離婚裁判による離婚 […]
-
離婚問題の解決を弁護...
離婚と簡単に口に出せても実際に離婚するとなると夫婦のあいだでさんざマナ決め事をしなければなりません。離婚理由も性格の不一致、相手方の配偶者の浮気だったり、モラルハラスメントだったりと10組の夫婦がいればそれぞれ理由が異 […]
-
公正証書遺言の効力|...
遺言とは、自身が保有している財産を、死亡した後に有効かつ有意義に活用してもらうために行う事前の意思表示であり、遺言をすることで、死後に相続を巡ったトラブルを防止することができます。遺言の中でも、公正証書遺言を正しく作成す […]
-
債務整理
債務整理手続きとは、支払えなくなった借金を減額したり、支払えないことを認めてもらったりする手続きをいいます。 債務整理には、主に以下の三種類が存在します。・任意整理手続き・・・貸金業者と直接交渉を行うことにより […]
03
よく検索されるキーワード
-
エリアに関するキーワード
- 労働問題 相談 弁護士 北区
- 法律相談 弁護士 板橋区
- 法律問題 相談 弁護士 北区
- 裁判離婚 相談 弁護士 板橋区
- 法律問題 相談 弁護士 板橋区
- 離婚 相談 弁護士 北区
- 裁判離婚 相談 弁護士 北区
- 調停 相談 弁護士 練馬区
- 金銭トラブル 相談 弁護士 和光市
- 相続 相談 弁護士 練馬区
- 離婚 相談 弁護士 和光市
- 刑事事件 相談 弁護士 練馬区
- 裁判離婚 相談 弁護士 練馬区
- 法律相談 弁護士 北区
- 刑事事件 相談 弁護士 板橋区
- 不動産トラブル 相談 弁護士 練馬区
- 不動産トラブル 相談 弁護士 板橋区
- 離婚 相談 弁護士 練馬区
- 相続 相談 弁護士 板橋区
- 不動産トラブル 相談 弁護士 和光市
04
弁護士紹介
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
東京練馬区を中心に地元のみなさまのホームロイヤーとしてお役に立ちたいと考えています。
法律問題かどうかに関わらず、お困りのこと、ご相談したいことは、どんなことでもお気軽にお寄せください。

-
- 代表弁護士
- 本間 謙
-
- 経歴
-
2015年12月 弁護士登録
2015年12月 都内法律事務所勤務
2019年 7月 本間綜合法律事務所設立
-
- 所属団体
- 第一東京弁護士会(登録番号 52781)
05
事務所概要
事務所名 | 本間綜合法律事務所 |
---|---|
所属 | 第一東京弁護士会(登録番号 52781) |
所属弁護士 | 本間 謙(ほんま ゆずる) |
所在地 | 〒179-0085 東京都練馬区早宮2-17-37 サニーヒルズ平和台205号室 |
電話番号 / FAX番号 | TEL:03-6906-5153 / FAX:03-6906-5154 |
対応時間 | 平日:10:00~18:00 ※事前予約で夜間も対応致します。 |
定休日 | 土・日・祝 ※事前予約で対応致します。 |